配信停止アドレス
メール送信時に宛先不明や苦情が発生したメールアドレスを、自動的に配信対象から除外する仕組みです。配信品質を維持し、送信元ドメインの評価を守るために重要な機能です。
この機能の目的
存在しないアドレスや苦情のあったアドレスに繰り返しメールを送ると、送信元ドメインの信頼性が低下し、正常なメールまで迷惑メールに分類される恐れがあります。配信停止アドレス機能はこのリスクを自動的に回避します。
自動停止の仕組み
以下の条件に該当すると、該当メールアドレスは自動的に配信停止アドレス一覧に追加されます。
| 理由 | 条件 | 説明 |
|---|---|---|
| 宛先不明 | 1回で即時 | メールアドレスが存在しない、ドメインが無効など。恒久的な配信不能のため、即座に配信停止されます。 |
| 一時エラー | 3回累積で | メールボックス容量超過、一時的なサーバー障害など。一時的なエラーのため、3回累積した時点で配信停止されます。 |
| 苦情 | 1回で即時 | 受信者が「迷惑メール報告」をした場合。送信元の評価に直結するため、即座に配信停止されます。 |
画面イメージ ― 自動処理フロー
550 Mailbox not found / 550 Domain not found
452 Mailbox full / 421 Too many connections
受信者が迷惑メールとして報告
自動フィルタリング
ステータスが「配信停止中」のメールアドレスは、以下の配信から自動的に除外されます。「様子見中」のアドレスはまだ除外されません。
- メール一斉配信 -- 配信対象の算出時に自動除外
- ステップメール(シナリオ) -- メールステップの実行時に自動除外
ヒント
メール一斉配信の確認画面に表示される対象人数は、配信停止対象を除外した実際の配信数です。配信停止により除外された人数は表示に含まれません。
配信停止アドレス一覧画面
サイドメニューの「配信停止アドレス」をクリックすると、配信停止アドレス一覧を確認できます。ステータスや理由で絞り込み表示が可能です。
画面イメージ
配信停止アドレス
| 連絡先 | メールアドレス | 理由 | ステータス | 登録日 | 操作 |
|---|---|---|---|---|---|
| 高橋 美咲 | takahashi@example.com | 宛先不明 | 配信停止中 | 2026-03-01 | |
| 伊藤 健太 | ito@example.com | 一時エラー(上限到達) | 配信停止中 | 2026-02-28 | |
| 松本 理恵 | matsumoto@example.com | 苦情 | 配信停止中 | 2026-02-20 | |
| 小林 誠 | kobayashi@example.com | 一時エラー | 様子見中 | 2026-02-15 | -- |
連絡先詳細でのバッジ表示
配信停止アドレスに登録された連絡先は、コンタクト詳細画面に配信停止バッジが表示されます。一目で配信停止状態を確認できます。
画面イメージ ― コンタクト詳細のバッジ表示
高橋 美咲
takahashi@example.com
配信停止中: このアドレスは宛先不明により配信停止されています。メール一斉配信やステップメールは自動的にスキップされます。
手動操作
各ステータスの意味
| ステータス | 説明 | 配信対象 |
|---|---|---|
| 配信停止中 | 配信停止が確定している状態。宛先不明(1回)、苦情(1回)、一時エラー(3回累積)で適用されます。 | 除外される |
| 様子見中 | 一時エラーが1〜2回発生し、経過を監視している状態。3回に達すると配信停止中に移行します。 | 除外されない |
| 解除済み | 過去に配信停止されていたが、管理者が手動で解除した履歴です。 | 除外されない |
配信停止アドレスからの解除
メールアドレスが修正された場合や、一時的なエラーが解消された場合は、配信停止アドレス登録を手動で解除できます。配信停止アドレス一覧の「解除」ボタンをクリックします。
画面イメージ ― 配信停止解除の確認
配信停止を解除しますか?
解除すると、このアドレスへのメール配信が再開されます。メールアドレスが正しいことを確認してから解除してください。
解除時の注意
宛先不明で配信停止されたアドレスを解除しても、メールアドレス自体が存在しない場合は再度エラーが発生し、再び配信停止されます。解除前にメールアドレスが正しいか確認してください。
購読解除(配信停止リンク)との違い
「配信停止アドレス」と「購読解除(配信停止リンク)」はどちらもメール配信を停止する機能ですが、仕組みと目的が異なります。
| 項目 | 配信停止アドレス | 購読解除 |
|---|---|---|
| きっかけ | 宛先不明や苦情などのシステム的な問題 | 受信者が配信停止リンクをクリック |
| トリガー | 自動 | 受信者本人の操作 |
| 目的 | 送信元ドメインの信頼性を守る | 受信者の意思を尊重する |
| 管理者による解除 | 可能(アドレス修正後など) | 管理者は解除不可(受信者の再同意が必要) |
| 影響範囲 | メール一斉配信 + ステップメール | メール一斉配信 + ステップメール |
| 管理画面 | 配信停止アドレス一覧画面 | コンタクト詳細画面 |
画面イメージ ― メール配信を止める2つの仕組み
配信停止アドレス
- ● システムが自動で検知
- ● 宛先不明・苦情が原因
- ● 管理者が解除可能
購読解除
- ● 受信者が自分で操作
- ● 配信停止リンクから
- ● 管理者は解除不可
配信停止アドレス管理のポイント
-
1
基本的には自動管理に任せる
配信停止は自動で適用されます。解除が必要な場合のみ手動で対応します。通常の運用では手動操作の必要はありません。
-
2
宛先不明の解除は慎重に
メールアドレスが変更・修正されたことを確認してから解除しましょう。存在しないアドレスへの送信は送信元の評価を下げます。
-
3
苦情による配信停止は原則解除しない
苦情報告はスパム判定に直結します。相手から明確な再同意がない限り、解除は避けましょう。
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4
配信エラー管理と合わせて確認する
配信停止アドレスは送信失敗管理と連動しています。エラー一覧で詳細な状況を確認してから操作を行うと、より適切な判断ができます。
Reloura One マニュアル